新聞広告モニターとは、新聞各社が広告の効果測定を行うために立ち上げたプラットフォーム「J-MONITOR」が行っているアンケート調査です。
J-MONITORの運営は第三者であるビデオリサーチに委託されています。
このページでは、新聞広告モニターの募集方法や回答者属性について解説します。
実際に新聞を購読している方のみが対象ですので、モニター募集は主に新聞紙面上で行われています。
年に二回、2月と8月にモニター募集の広告が出されます。
一回の回答で200円の謝礼がもらえます。
モニター期間は一年間。
一年で約9600円のお小遣い稼ぎになりますので、様々な人が参加しています。
◎対象者
新聞を購読している15歳~69歳の男女個人
応募者を、当該地域・対象者の性×年齢・職業・家族人数等の属性に従い割付
◎標本サイズ
1パネルあたり300名(回答率は70~80%)
◎調査方法
一ヶ月に最大4回のアンケートが行われ、インターネットで回答。
新聞掲載翌日の0時~24時の24時間以内に回答。
◎参加エリア
新聞各社の参加エリアは、J-MONITORのサイトをご覧下さい。
http://www.j-monitor.net/define/
最終的に得られるデータで、回答者の属性は、「全体」「男性」「女性」の区別しかなく、年齢別のデータをとることはできません。
回答方法がインターネットのため、ある程度ネットリテラシーのある方、PC操作が可能な方であることは予測できますが、新聞購読者の高年齢化が進んでいることもあり、10代、20代の参加者は少ないと思われます。
メインの回答者は、40~50代の主婦、60代の男女退職者といったところでしょう。
一般的な広告の好感度調査ではなく、あくまでも新聞読者の反応率を見る調査であるという点に注意が必要です。
例えば、新聞広告モニターで評判があまり良くない広告でも、リスティング広告では効果が出る、中吊り広告なら効果が出る、ということは大いにありえます。
新聞広告調査でわかることについては、「新聞広告調査って何?何のためにするの?」
http://www.shinbun-navi.com/gimon-kaiketsu/other/ad_research/
もご覧下さい。
新聞広告の料金についてはこちらから。