新聞広告を載せるメリットとは?

比較的高い所得を持つ、知的読者への訴求が期待できます。

新聞読者のプロフィールは、各新聞社が媒体資料の中にまとめています。
その中には世帯年収・資産額・新聞を読むことにかける時間から、接触する時間帯・地域・男女比・年齢比など様々なデータが公表されています。
新聞読者に関しては、特に情報に対する感度が高く知的な読者が多いと言われていますが、このページでは、読者層のデータについてまとめます。

知的で情報感度の高い読者への訴求ができる

朝日新聞の媒体資料には、新聞購読者の最終学歴というデータがあります。
朝日新聞と他の新聞を比較したものですが、それによると、朝日新聞読者で最も多い層は大卒以上であることがわかります。
その他の新聞では高卒が最多ですが、大卒も24.6%いるので、新聞読者は各紙ともに高学歴と言えるでしょう。

◎朝日新聞読者の最終学歴
1 大学・大学院…35.2%
2 高等学校・高等専修学校…26.6%
3 短大・高専・専門学校…21.1%
4 在学中…13.6%
5 中学校…2.3%
6 不明…1.2%

◎他新聞購読者の最終学歴
1 高等学校・高等専修学校…37.7%
2 大学・大学院…24.6%
3 短大・高専・専門学校…21.0%
4 在学中…10.3%
5 中学校…5.1%
6 不明…1.3%

読売新聞の調べでは、新聞に対する評価の第一位は「社会に対する影響力」。
第二位は「知的」。
第三位は「安心できる」。
第四位は「自分の視野を広げてくれる」。
第五位は「情報源として欠かせない」です。
このことからも、新聞読者が新聞をどのように読んでいるかが想像できます。
時間つぶしやエンタメ目的ではなく、信頼性を評価して情報を積極的に受け取っていると思われるため、広告媒体としては非常に優秀と言えるでしょう。

新聞読者は高所得者が多い。富裕層向けの訴求にも向いている

年収1,000万円以上の人の92%が新聞購読しているというデータもあり、新聞読者に高所得者が多いことがわかります。
朝日新聞の媒体資料によると、朝日新聞購読者の平均世帯年収は725万円。
最も多い層は、世帯年収700万円~1,000万円です。
◎朝日新聞購読者の世帯年収

1 700万円~1,000万円未満…21.9%
2 500万円~700万円未満…21.5%
3 300万円~500万円未満…19.6%
4 1,000万円~1,500万円…13.0%
5 300万円未満…12.5%
6 1,500万円以上…5.0%

特に注目すべきは、年収1,500万円以上の高所得者層の多さです。
朝日新聞の発行部数は778万部ですので、5.0%の38万9,000人が年収1,500万円以上ということになります。
他の媒体で高所得者向けを探そうとすると、出稿料金は割高となることがほとんどです。
新聞広告の料金は、部数が多いぶん単価が安いですし、かなりお得と言えます。

◎世帯年収1,500万円以上層の購読新聞
1 朝日新聞…25.6%
2 読売新聞…22.7%
3 日本経済新聞…21.3%
4 毎日新聞…5.4%
5 産經新聞…4.7%

特に高所得者が好むと言われるのは、朝日新聞です。
商材によって、媒体を使い分けましょう。
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