新聞は面によって接触率が大きく変わります。
できれば、より読んでもらえる可能性の高い面に広告を入れたいですね。
ほとんどの新聞で、面の指定には「指定料金」がかかります。
新聞は記事が主体ですし、他の広告主によって広告枠が埋まってしまうこともあります。
掲載希望日の紙面構成によっては面を指定できない場合もあります。
詳しく解説します。
まず、新聞は記事のプライオリティが高い媒体ですので、雑誌広告のように「巻頭ぶち抜き」や「センター見開き」のように優先的に広告を入れることができません。
面の指定には、指定料がかかります。
新聞社によって指定料金に幅はありますが、およそ新聞広告の掲載料金の10%~20%が相場です。
掲載料金が100万円で指定料が20%なら120万円ということです。
また、指定できない場合もあります。
他の広告クライアントが既に申し込んでいる場合や、特別な紙面編成が行われる場合は、要望通りにいかないことがあるので注意が必要です。
新聞が申し込まれた広告を全て受け入れて、ドカドカと記載できないのには、れっきとした理由があります。
新聞は、郵便法に定められた第三種郵便の認可を受けています。
第三種郵便は、社会性があり文化発展に貢献する定期刊行物の送料を安くするというもの。
ただしこれには条件があり、広告は全体の50%を越えてはならないとされているのです。
新聞広告の共通調査プラットフォームである「J-MONITOR」の調べによると、新聞の面ごとの接触率は以下になります。
面指定する際の参考になさって下さい。
1位 社会 82.4 %
2位 テレビ 80.7 %
3位 総合 79.6 %
4位 地域 74.7 %
5位 経済 73.7 %
6位 政治 71.1 %
7位 生活 70.7 %
8位 国際 70 %
9位 スポーツ 69.7 %
10位 オピニオン・解説 67.5 %
11位 その他 64 %
12位 文化・芸能 60.4 %
13位 ラジオ・テレビ解説 60.4 %
14位 商況 42.2 %