新聞広告の15段とは、1ページ丸ごと買い取る広告のこと。
「一面」や「全段」とも呼ばれます。
センターの見開き2ページぶんを買うと、新聞を広げたサイズの大きな広告を打つこともできます。
話題性があるので、ここぞという時におすすめです。
カラー、モノクロ、両方があります。
1 インパクトがあり話題になりやすい
15段なら、どんなデザインでも、否が応でも目に入ります。
よく使われるのは、写真やイラストなどのビジュアル主体のもの。
自動車、マンションなどの高額商材だけでなく、意見広告、上場記念広告にも使われます。
話題になりやすいので、面白いものを作ればネットでシェアされる可能性も高いです。
2 記事体広告に向いている
記事体広告(記事広告)を15段にすると、読み物としてきちんとまとまった感じが出ます。
15段広告なら、商品を使っている人の感想、有名人のインタビューなど、長い文章を入れることができます。
化粧品や健康食品など、短いキャッチコピーや写真だけでは魅力が伝わらない、効果を訴えたいという商材に向いています。
3 会社の信頼性が出る
15段広告は、それなりの費用がかかります。
つまり、15段広告を入れられるのはそれなりの企業に限られるということです。
どうしても、小さい枠=中小企業、大きい枠=大企業・一流企業というイメージを持たれやすいもの。
15段広告は、企業のブランディングにも貢献するのです。
現在、ほとんどの新聞は12段構成ですから、実際は12段=全段なのですが、慣例的に15段を1ページ広告としています。
新聞広告の15段の料金は、全国紙の5つで下のようになっています。
・読売新聞(995万部) 4,791万円
・朝日新聞(778万部) 3,985万5,000円
・毎日新聞(345万部) 2,592万円
・日本経済新聞(301万部)2,040万円
・産經新聞(160万部) 1,395万円
ブロック紙や地方紙ならもっとずっと安くなります。
・中日新聞(248万部)1,740万円
・北海道新聞(103万部)739万5,000円
・東奥日報(24万部)330万円
・静岡新聞(64万部)527万円
地方は地方新聞が強い地域が圧倒的なので、全国紙にこだわらなければ地方新聞に複数回出稿する方がお得な場合もあります。
商材に合わせて媒体を選びましょう。