広告料金
[更新日時] 2024年5月1日

新聞広告の料金を比較したい

新聞広告の料金を比較したいけど「どの新聞を基準にすればいいかわからない…」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、媒体ごとの新聞広告料金の比較について詳しく紹介します。新聞広告を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
  • 新聞広告の比較方法
  • 記事下広告と雑報広告の違い
  • 広告費の算出と比較

比較しやすいのは記事下広告です。

日本では全国紙からブロック紙・地方紙など、多くの新聞が発行されています。しかし新聞広告を載せる場合、どの新聞に載せるか決まっている場合は良いのですが、候補が複数紙の場合には、それぞれの新聞の広告料金を比較することになります。

しかし新聞広告には小さいサイズから1ページの広告、一面からテレビ面まで、様々な条件の下、多くの広告メニューが設定されているため、異なる条件同士で比較してもあまり意味がありません。では一体どの広告サイズを基準とすれば良いのでしょうか。

実は比較しやすいのは小サイズの雑報広告ではなく、記事下広告です。まずはその理由を雑報広告と記事下広告を比べながら見てみましょう。

雑報広告と記事下広告

新聞広告には、記事の間に散りばめられる小さな広告サイズの雑報広告と、記事の下に大きい広告サイズを確保できる記事下広告があります。当然、小さな広告サイズの方が広告掲載料も安価なため、複数紙の広告掲載料を比較する場合、どうしても雑報広告同士で比較しがちです。

しかし実は雑報広告の料金体系は新聞社ごとに広告サイズ、掲載面、刷り色、料金設定などが異なるため、単純に比較はできません。そのため似たような広告サイズで比較はできたとしても、新聞によって掲載面や掲載曜日の条件が異なり、広告スペースの価値も変動します。

それに比べ、記事下広告は段数と横幅で計算され、ほとんどの新聞で「全15段(1ページ)」「全5段」「5段1/2」などのサイズ設定がされています。また全国紙・ブロック紙・地方紙などの一般紙でしたら、広告サイズは数ミリ単位の違いしかないので、料金を比較するなら記事下広告で行った方が簡単です。

1読者に対する広告費を算出してみましょう。

それでは料金を比較してみましょう。
以下は全国紙とブロック紙の、記事下広告「2段1/2」の料金と、部数で割った1部あたりの単価です。

「全国紙(全国版)・2段1/2」の料金
新聞紙名 発行部数 2段1/2の料金(1部あたりの単価)
朝日新聞 約557.9万部 3,305,000円(0.59円)
読売新聞 約809.9万部 3,714,000円(0.46円)
毎日新聞 約243.5万部 2,047,000円(0.84円)
日本経済新聞 約223.6万部 1,576,000円(0.70円)
産經新聞 約155.5万部 1,020,000円(0.66円)
「ブロック紙(全エリア通し)・2段1/2」の料金
新聞紙名 発行部数 2段1/2の料金(1部あたりの単価)
北海道新聞 約91.4万部 565,000円(0.62円)
中日新聞 約240.5万部 1,075,000円(0.45円)
東京新聞 約48.4万部 485,000円(1.00円)
西日本新聞 約59.3万部 453,000円(0.76円)

上記のように比較してみると、1部あたりの単価としては全国紙では0.46円の読売新聞、ブロック紙では0.45円の中日新聞が安価であることがわかります。部数が少ないと割高になる傾向があり、最も発行部数が少ない東京新聞が最も高くなります。

媒体の選定は媒体読者の特徴をふまえる必要があるので、単純に単価だけを比較して行うことはできませんが、参考にしていただければ幸いです。

まとめ

  • 記事下広告は、一般紙での広告サイズがほぼ同じで比較しやすい。
  • 料金を部数で割った単価で比較すると、参考として安価な新聞がわかる。
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